NZ産蜂蜜から発がん性疑惑農薬を検出　マヌカハニーにも！

2021/01/28 08:00

先週とても残念なニュースが飛び込んでまいりました。



マヌカハニーなどニュージーランド産の蜂蜜から除草剤グリホサートが残留していることが明らかになったと報道。


グリホサートとは、「ラウンドアップ」の名前でよく知られ、世界中でよく使用されている除草剤ですが、
そのグリホサートは、人体への影響について、懸念されています。



世界保健機関（WHO）の専門組織である　国際がん研究機関は2015年に、「人に対して恐らく発がん性がある」と指摘しています。
豪州や米ニューヨーク州では、2019年、2020年に使用禁止の法案を可決されました。
米国や豪州、EU各国では自治体や企業が独自に使用を禁止するなど、世界的に規制の動きは広がっているところでした。


実は、ニュージーランド産の蜂蜜にグリホサートなどの残留農薬が見つかったのはこれが初めてではありません。
以前もマヌカハニーに残留農薬が見つかり、何度か問題になっていました。


マヌカハニー「残留農薬不安？」気にしたい健康効果 | 食の情報ウソ・ホント | 小島正美 | 毎日新聞「経済プレミア」　「抗菌作用が高い健康食品」として販売されているニュージーランド特産の高級蜂蜜マヌカハニーから除草剤グリホサートが微量ながら検出された。グリホサートは米国では発がん性をめぐる訴訟が相次いでおり、「マヌカハニーは危険」とあおるメディアもある。だが、実は、この問題の重要なポイントは別にある。リンクmainichi.jp


本当に残念な話です。


でも、もっと残念なのは、これはニュージーランド産に限ったことではないことです。

以前も記事にした通り、世界の食品偽造の三大に入る蜂蜜は、
危険な農薬などの残留物が混ざりこむことだけでなく、
人為的に混ぜ物がなされたりが当たり前のように行われ、世界に流通する９割がそうした蜂蜜だということも忘れてはならない事実なんだと思います。



世界的にニーズと人気があるからこその食品偽装なのでしょうけれども、
だからこそ、私たちが見る目を養わないと健康のために高価なものを買っても、健康を害するものであったら“残念”だけでは済まされないですもんね。


だからこそ、私たちはきちんとした独自の基準を設け、
その基準を満たし、お客様が安心して手に取っていただけるものだけをご紹介、ご提案させていただいております。



正直、そこにかかる経費や労力は安いものではありませんが、
その努力はますます欠くことのできないものと感じます。


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